リネンラインの基本機能
リネン物一着ごとにどこの物、だれの物であるかを登録し、バーコードを発行します。
バーコードはアイロン接着のシールに印刷してリネン物に貼り付けます。バーコードを入庫時や出庫時に読み取ることで回収から納品まで正確に商品を管理し紛失等を防ぎます。大量に納品するリース品は納品場所単位で管理し、タッチパネル操作でリネン物の種類と枚数を入力します。
白衣登録
顧客である病院や介護福祉施設の職員ひとりひとりをマスタ(電子台帳)に登録し、リネン物一着ごとに個別の番号を割り当てて入庫から納品までの流れを管理します。
入出庫処理
顧客単位で入庫または出庫の処理を行い、バーコードを読み取ると、誰が利用しているものであるか識別します。
別の病院や、同じ病院でも納品場所の違う物を読込んだ場合には、警告し紛れ込みを防止します。
何を何着入庫したか自動で集計されるので、回収伝票や納品伝票との照合が簡単です。
納品予定日を設定し、入庫から何日後に納品になるのかも登録できます。
外注依頼書や納品伝票などの書類も自動で作成されます。
白衣入庫
バーコードでピットかんたんデータ読込み
顧客を設定しバーコードを読込むだけで職員名や商品名が登録され、数量がカウントされるため、回収伝票との照合が容易です。
外注依頼書自動作成
外注の商品も自動で判別され、外注の依頼書もこの画面から発行することができます。
紛れ込み、二重読込み防止機能
別の顧客や納品場所の違う商品を読込むと、エラーとして表示されるので紛れ込みを迅速かつ確実に発見できます。また、一度入庫したバーコードは出庫されるまで読込むことはできないので、重複してカウントすることを防ぎます。
私物入庫
バーコードで利用者を読込み、あとはタッチパネルで入力
バーコードラベルを貼るわけにはいかない入院患者様や介護福祉施設入居者様の私物は、洗濯ネット単位でバーコードを発行し、ご利用者様に私物のリネン物を詰めていただきます。
多様になる私物も事前にリストに登録済みです。もちろん追加や編集も行えます。
洗濯ネットのバーコードから利用者情報を読込み、あとは私物の品目をセットしたタッチパネルから選んで入力。回収伝票との照合もかんたんです。
外注依頼書自動作成
外注の商品の判別、依頼書の作成も白衣と同様に可能。
洗濯工場や品目別にタブを分けてパネルに登録
商品の種類や、工場別にタブを分けてパネルに登録することで、登録作業をスムーズに行えます。顧客ごとに、16パネル×12タブ=192の商品が登録可能です。
白衣出庫
預かり中の商品を顧客単位、納品場所単位で一覧表示
入庫後、まだ出庫していない商品が一覧で表示されます。顧客単位、または納品場所単位で表示され、ことなる顧客や納品場所のバーコードを読み取ると、エラーとして表示されるので、紛れ込みを直ちに発見することができます。
再洗・補修商品も確認可
再洗や補修によって納期が通常より遅れる商品も、その旨が表示されるので、欠損による混乱を招きません。また納期の遅れる商品は未納品として各伝票上に表れるので、棚上げになってしまうこともありません。
出庫登録後即座に伝票発行
出庫登録が終わった商品は、この画面からワンクリックで伝票の印刷プレビューが開けます。
私物出庫
その日出庫予定となっているものと未納品となっているものを分けて表示
私物は、顧客ごとに回収した日から何日後に納品の予定となるかを曜日でせっていできます。出庫登録画面では、その日に出庫予定となっている品物と、何らかの理由で納品が遅れている品物が分けて表示されます。
出庫登録と同時にレシート発行
出荷と同時に納品・未納品の確認表となるレシートが発行されます。
再洗・補修など
入出庫の各画面から「再洗」「補修」「返品」「廃棄」の設定が可能
入庫中の商品のバーコードを読取り、その商品に処理区分を設定することができます。ここで何らかの処理が設定された商品は、各伝票にその旨が表れて、通常の納品日のリストからは外れることになりますので、混乱することを防ぎます。
補修項目、返品項目、廃棄項目は自由に追加・修正が可能です。
便利な機能
各種マスター印刷
顧客マスター、商品マスター他、全てのマスターが印刷およびエクセルファイルに出力可能です。
マッピングデータ出力
地図ソフトと連動し、顧客の所在地や床数などの情報をマッピングすることも可能です。
CSV形式で住所録を出力し、地図ソフトに読込ませることで、データを地図上に視覚的に表現し、分布を見ることができます。データを統計化し、マーケットリサーチのための資料作成に役立てることも可能です。
顧客先のパソコンから納期の確認や請求書を発行
オプションの機能追加として、顧客先のパソコンから当ソフトでデータベースにアクセスし、リネン物の納品予定日を確認してもらうことや、利用者様に請求する私物洗濯料の請求書を発行することもできるので、連絡や書類発行の手間を省くことができます。